【犯罪の手口を知ろう　②】（家（家屋）への侵入編）　犯罪者の手口は・・・（一軒家（戸建て）への侵入経路） | AIパートナーズ（アイパートナーズ）の豆知識ブログ

御無沙汰しております。

当ＨＰ管理人兼作業員のＺＺです。

令和最初の年末年始。いかがお過ごしでしょうか？

我々鍵屋のアイルロックアンドセキュリティーも年末は「繁忙期」なんです・・・

「家のカギを落とした（忘れた）」

「焦っていて車のカギをインロック（インキー）した」

「使っていない家屋を掃除しようとしたが鍵を失くしてしまった」

「年末用の御金を金庫にしまおうとしたんだがダイヤルを忘れてしまった」などなどエトセトラ・・・

でも中には「カギを変えて欲しい」との依頼で現場に駆け付けると玄関のカギをあからさまにバールで・・・

見るも無残な状態の現場をみるのもこの季節が多いですね。

何故か「新しい年は！」と思い、年末はこの年の清算って感じで不審者心理も働いているようです。(;^ω^)

防犯に関しては年末だからというわけではありません。ですが「この家は駄目だ」と普段から思わせることが重要なんです。

・・・というわけで今回は「犯罪の手口を知ろう　②　侵入経路編」としてこのブログを書こうと思います。

さてこの話をする前に毎度ながらになりますが、下記のことを理解していただいてお読みくださいね～

1、犯罪の手口を紹介いたしますが絶対にマネをしないでください

（当然あなたが犯罪者になります）

2、当犯罪手口への御質問に対してはお応えできません。

3、紹介はいたしますが紹介している私（管理人ＺＺ）は犯罪者もしくは犯罪予備軍ではありません。（苦笑）

（繰り返しになりますが単なる当ＨＰの管理人兼防犯カメラの作業員兼鍵屋の平凡一般的作業員です（メタボ気味ではありますが）(;^ω^)）

さて一概に「侵入経路」と書きましたが大きく「一軒家（戸建て）」と「マンション（賃貸）」と分かれます。

良く「カギの犯罪手段」として名前が挙がる技があります。

「カム回し」「戸先外し」「サムターン回し」「焼き切り」「バンピング開錠」「ピッキング」「揺らし」などなど

キリがありませんがこれらは下記で書く「上級不審者」の技です。一度侵入されてしまうとよほどのことが無い限り防ぐことはかなり難しいです。

だけど侵入経路を押さえてしまえば防ぐこともできます。

今回は「一軒家（戸建て）」の場合を記入していきますね。

まず皆さんが真っ先に思いつくのは「玄関」だと思います。

実は玄関はそう思われがちなんで意外にセキュリティーが高いものが多い・・・

普通の不審者は当然そんな技術もないわけで、玄関の突破を図れば外から丸見え、時間もかかるので狙いません。

狙うのは上級の不審者か超初級（＝力まかせ、つまりバール抉じ開け）の不審者でしょうね。

寧ろ意外な盲点としては「居間」などで「塀」などに囲われている大きな窓。

または周りの条件にもよりますが「高階の窓」

上記のものはモノによってはマイナスドライバー1本で開きますし、「高階」ということで窓の施錠をしていない方も非常に多いうえ、樋や塀などで2階によじ登ることができると簡単に侵入可能です。

（実際、我々鍵屋でもあるんで開錠依頼でお伺いすると2階の窓が開いていることが本当に多いんです。またよじ登るなんて目立つからとお考えの方、ほんの数十秒レベルで登ってしまう＆侵入するので目立つ前に入られてしまいますよ）

また少し腕に覚えのある不審者なら玄関や勝手口を狙います。

特に現行カギがギザギザの鍵を使用している方。

カギを付けてから古いものでは90％以上、

新しいものでもかなりの確率で針金のようなもので数十秒から数分で開錠可能なんです。

（当然そんなわずかな間だから、外から見ていても不審者には見えません）

鍵屋でも開錠困難といわれていた「ディンプル錠」でも最近は開錠道具が出回ってきています。

いずれこのカギもセキュリティー的に危なくなるかも。（現在ではよっぽど腕に自信のある不審者じゃなきゃ狙わないでしょうが）

なんにしてもこれらの不審者に共通して「嫌がる」のは「自分とわかる証拠が残ること」

侵入→脱出したあとのことは考えていません。

となれば侵入経路を全てカメラで押さえてしまう、とかアカラサマに防犯カメラを外から見せて「見張っていますよ～」アピールでかなりの侵入意欲抑制になるんです。

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